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2005年03月23日
チャップリンの独裁者とパパラギと、
久しぶりに目を通した。
チャップリンの独裁者、久しぶりに見た。
BSで見たんですが、前見たときより画質向上、「当たり」のデジタルリマスタはホント綺麗すね。
この映画の制作年自体はバリバリヒトラー現役なわけで、かの人を完璧に
おちょくりまくるコレを作っちまうのはすごいなぁと。
おちょくるネタは全部志村けんがドリフ以降やってるので今見ても新鮮さは0ですが。
映画のほうはわかっちゃいるけど、最後の演説は涙を誘うわけですよ。涙する理由は特に無いんですがね。
反面、デモクラをヒトラーばりに声高に叫ぶ演説は現米政権とかぶりまくりで、
万が一あの時代に民主主義の飽和をここまで予見できてた上での皮肉としたら、たいしたもんだなと。
床屋の演説>ヒトラー風>一人の女性へ向けて
という声色の変化は今見てもずるいくらいに上手に出来てると思います。
で、独裁者の制作年度をチェックしてたらこんなページが、
ガンジー見たい、、
ちなみにチャップリンでフェイバリットは「街の灯」。
オチはわかっちゃいるけど通算20回は泣いてます。
パパラギを読む。
昔読む機会があったんですが、斜に構えてまともに読みませんでした。で、最近購入。
1920年、西サモアの酋長がヨーロッパに行って思ったことを同じサモア人に伝える形で、
文章が成り立ってます。
白人を中心とした文明人への批判なわけで、読んでていろいろと目ウロコはあるのですが、
新聞をして、「あれは情報を伝えるものでなく思想を押し付けるものだ」と見抜いてるのがすごいなぁと。
まーよくよく読み返すと当時肥沃な自然に満ち溢れた南国の人だからこそそう思う
メンタルな余裕があるのかもとかやっぱり斜にかまえたり。
「パンプキンシザース」読む
読みやすくて面白い。
主人公の単発式拳銃と一連の敵が持ってる「自動装填」というキーワードに
凄い伏線が無いのかと期待してます。
花粉が凄すぎて人相すら変わってる模様。
何も出来ぬう、、、
投稿者 dokon : 2005年03月23日 11:54