poly-log

ドラえもんの最終回同人誌。
意外と作者の方に肩持つ人が多い。
小学館が心がせまいとか。いいときだけ同人を利用するとか。ミッキーみたいになるとか。

著作権の問題はおいておいて、一ファンが案ずるに
藤子先生が書かれた最終回（またはそれに順ずると思われるもの）って３本あって、
ほぼすべてに共通するテーマはのび太の自立なんすよね。
件の同人誌はのび太が立派なってドラえもんを直すのって、感動的ではあると思うんですが…
結局ドラえもんの元に戻るのって、少なくとも藤子先生の考える最終回ではありえないんでないかとおもいます。

あと、この内容自体、元のテキストがずっと前に溢れていたこともあってか、実際の藤子先生が考えられた最終回予定の内容だと思ってる人が少なくないです。
漫画好きの人には考えれられない話と思うんですがそれはもう大問題だとおもいます。
多くの人にはこっちのほうが受けがイイかも知れません。
でもドッチが面白く感じたかは関係ないです。

元テキストを書かれた方は広まったときにいろんなことを恐れて速攻消された覚えがあります。
本来の最終回（または最終回とおぼしきものがない）を大事にするのが作品に対する愛だと思うのって変ですかね。
明確に最終回が提示されて認知されてればまた違うかもしれませんが。明確な最終回は提示されてません。
それなりに認知された話をそっくりに書けば売れるのはわかりきってます。
彼がこの話を作られたのならまた見方は違うとおもいますが
僕には彼が愛を持ってこの同人誌を書いたとは到底思えないのです。

小学校を藤子先生に満たされたおっさんの戯言でした。