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Finaltoonで影の微調整を行う設定について

finalToonでとりあえずレンダリングをすると以下のように、オブジェクトのシェーディングの影と、
他から受けた影の境界線に差が出ます。
それを自由にコントロールしよう。

(inknpaintだと、レイトレースエンジンを使ってるようなので、何もしなくても同じようにシャープになり、
同じように緩くなるので、こういう問題は発生しません。)




fig.01

どちらもシャープにする。

まず、どちらの境界線もシャープにしましょう。

finalToon側の設定はBlendingAreasを0にしましょう。






fig.02

次に影を出しているライトの(この場合はシャドウマップ)のパラメータのサイズ値を大きく、サンプル範囲を小さくしてください。

この数値はシーンのサイズによって結構差が出るので、
いろいろトライしてみてください。

なお、サイズの値はあまり調子に乗って上げると
レンダリングが遅くなったり、
レンダリング自体が出来なくなったりします。







fig.03

その2点で影がシャープになります。






fig.04

どちらも緩くする。



今度はどちらも緩めにしましょう。
まずfinalToonのBlendingAreasを高めに設定しましょう。






fig.05


先ほども使った、ライトの設定のサンプル範囲を大きめにしましょう。
これはシーンのサイズによって数値がいろいろと変化するので
適当な値を探しましょう。






fig.06


このままだと、左のように、シャドウマップの境界のエリアと
finalToonのエリアの差が見えてしまうときがあります。
そのような場合は、






fig.06


finalToonのシャドウサイズを上げて、ごまかすことが出来ます。




できたでしょうか?



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